安井 俊夫 TOSHIO YASUI
[所属]
■天工舎一級建築士事務所 代表
■NPO法人 住宅建築家協会理事
[資格]
■一級建築士
■既存住宅状況検査技術者
■古民家鑑定士1級
■神奈川県震災建築物応急危険度判定士
建築とは数あるデザイン作業の中で唯一、法律の規制を受ける創作行為です。
絵画や写真・音楽と言った創作行為に法律による規制はありません。
必要なのは優れた感性とセンス、そしてモラルだけです。
建築には人の命を守り、都市や景観を造ると言う大切な役目を担うから、法律による規制が必要になるのだと思います。
だからこそそれらの規制を守り、環境が与える長所・短所を正しく理解し、その環境の中で建てられる最良の建物を当たり前に建てられる事こそが大切だと考えます。
「木を活かし」、「風を遊び」、「陽を招き」、「土と寝る」
そんな建物を造りたいと思っております。
「良い建築」とは、住み手と建築家、そして優秀な施工者の技術と想像力を駆使して造られる建物のことを言い、その中の誰一人が欠けても生み出される物ではありません。
建築は建築主の為だけに存在するのではなく、街にとっても大切な要素だと考えます。
その街のひとつである事も大切にしたいと考えております。
そのような建築を創造し続けることが出来る建築家で有り続けたいと思いながら日々、設計活動に励んでおります。
まずはご挨拶に代えて・・・
[経歴]
- 1960年 香川県生まれ
- 1980年 学校法人中央工学校建築設計科 卒業
- 1980年 13年間、設計事務所にて勤務
- 1993年 空間デザイン室、天工舎としての独立活動開始
- 2003年 新宿OZONEにてセミナー「建築家が語る"目からウロコのシックハウス対策"」を開催
- 2006年 メディアファクトリー出版から『犯行現場の作り方』を出版
- 2007年 日本推理作家協会主催の文芸賞「日本推理作家協会賞評論部門」の最終選考作品にノミネート
- 2008年 ミステリ作家の有栖川有栖氏との対談本『『密室入門!』を出版
- 2009年 第九回本格ミステリ大賞評論・研究部門最終選考にノミネート
- 2010年 設計活動の他に、早川書房の月刊誌『ミステリマガジン』に「建築視線」というエッセイも連載