Diary 2000年8月2日

一日たって、昨日の事故のショックも少し落ち着いた。あらためて降り返ると、ぶつけた瞬間は兎に角パニックしてしまった。事故なんて何十年ぶりの事だったし、まして車にぶつけるなんて無かったから。幸い大した事故でもなく、怪我人も居なかったのだが、私の慌て振りは尋常じゃなかったかもしれない・・・。
直ぐに保険会社に電話をかけ対応を求めたのだが、保険会社にとっては大した事故ではなかったらしい。応対した女性は、事故の状況や保険の証券番号などを努めて冷静に聞いてくる。事故の受付と言う、大切な作業だから、当然と言えば当然なのだが・・・。

でも、私の求めていたのは、そんな事じゃなかったような気がする。確かに事故処理の手続きは、取ってもらわなければならないし、相手が冷静なのは大切な事だと思う。でも、軽い事故でも当事者は極めて動揺しているものだ。それを汲んでくれたら、私はもっと落ち着いたし、救われたとも思う。「大丈夫です。落ち着いて下さいね」とかの言葉をかけて貰えたら、どんなに安心した事だろう。その瞬間、客の立場の私が望んだものは「安心感」だったのだと思う。

人の振りみて、我が振り直そう・・・・・っと。。。

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