Diary 2000年8月12日

1985年の8月、520人の尊い命が失われた「日航ジャンボの墜落事故」から15年が経つ。15年も経って、ようやく公開された「ボイスレコーダー」は、コピーのテープだった。運輸省の事故調は、その関係資料の大半を廃棄したと言う。資料の保存期間は、10年だからと言う理由で・・・。ここでも、またこんな事が平気でされている。保存義務が終わったからと言って、棄てて良い物といけない物の区別がつかないのだろうか?「あんた達に事故原因の真相が掴めたのか?」と、聞いてみたくなる。彼らの最愛の人を乗せた飛行機が落ちなければ、その痛みを感じないのだろうか・・・・・愚かな・・・。
ボイスレコーダーには、最後の瞬間まで飛行機を無事生還させようと、死闘を繰り広げる機長達の、壮絶な闘いが記録されていた。胸が詰まる思いで聞いた悲壮な戦い。この犠牲を払った事故原因を、きちんと調査し次の事故を回避する努力をしないで、一体なんの事故の調査と言うのだろうか?亡くなられた方の、唯一の救いもそこにしかない!
去年、廃棄された資料の中に「ボイス・レコーダー」のマスターテープも含まれている。今回、偶然公開されたのは「コピー」のテープだった。真相を闇から闇へ葬り去らねばならぬ、何かが有ったのではないかと、疑問を感じた瞬間だった。

犠牲になられた多くの方々の、ご冥福を祈りたい。                                      合掌
 

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