Diary 2001年9月4日

朝、目が覚めると頭の痛いのが無くなっている。と言う事は、やっぱり寝不足だと確信した。なるべく早く寝るようにしよう!(と言う希望的観測、しかも殆ど実現不可能)

新宿の雑居ビル火災の原因調査が行われていますが、私から1つ質問があります!
ELVホールを兼ねている階段室の中に、設置されていたガスメーターが話題になっていますが、普通あんな所にメーターや配管を通しますか?

PSはELVシャフトの背面側に有ったような気がするのですが、なぜ?何処を通して?たった一本しかない階段内に、ガス管を通さなければならなかったのでしょう?経験豊富な建築関係のお兄さん、お姉さんに質問します。<匿名希望 22歳 Tより>


■狼たちの対話

「さあ!いよいよ特等の豪華キッチンセットの当選者のナンバーを読み上げまーす!」
会場を緊張と静けさか包む中、男は封を切っていない三角の紙を俺に渡した。

「お前が開けてくれよ、相棒。お前が、いつも俺に運を運んでくれるんだからな」
男はそう言い残すと一人店を後にした。男は俺が組む気が無い事を、ズッと残念がっていたと、マスターが言っていたが、それで元気が無かったのか・・・・・。

「特等の当選ナンバーは、19番ーーー!19番の番号札をお待ちの方は、どうぞ前へお越し下さい!」
俺は男から受け取ったナンバーの封を切った。中から出てきた番号は19・・・・・。あの男、確かこの前もプレステを当てたのに・・・・・。あの男の強運は只者じゃないなぁ・・・。

「19番の番号札をお持ちの方はいらっしゃいませんか!」
俺は傍にいた女に言った。
「今夜の天使は、レディーに舞い降りたみたいだぜ」
彼女の手にキスをしながら、紙をそっとその手に握らせた。

俺は店を飛び出し男の後を追った。男は、一人煙草を燻らしながら夜景を見つめていた。俺は煙草を取り出し、男に「火を貸してくれ」と呟く。男がライターを探す手を止め、男の煙草に自分の煙草を近づける。
男の煙草から火を貰う俺。俺たちは手で風を避けながら、煙草に火を点けた。

「これが俺たちチームの儀式だぜ、相棒」
男は笑いながら大きく煙を吐き出した。

この男に、「年末ジャンボ宝くじ」を買わせようと企んでいた、俺の心など知る由も無いだろう・・・。
この世界、食うか食われるかだぜ・・・相棒。

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