Diary 2003年11月14日

「キレる」・・・・・今でこそ幅広い年齢層で使われるようになったが、もともとは少年犯罪、あるいは少年事件の際の常軌を逸した行動を指して「キレる」、あるいは「キレた」と使われていた言葉。だから私の中では、日常的に「キレたー」とか
「ムカツク~」なんて言葉を発している奴は、総じて「ガキ」と言う定義付けをしている。

じゃあなんで常軌を逸した行動に出る事を「キレる」と言うのか?
それはたぶん“自己抑制の限界点突破”と言う意味なんだろうと思う。簡単に言えば「堪忍袋の緒が切れた」と言う奴から来ているのだと思う。ある意味、古典的な言葉の変化形って奴。

ただし、これら以外に「親とか兄弟とか友達とか、愛とか恋とか友情とか」そんな物と一線を引いた領域に入っていくと言う意味もあると思っている。

例えばどんなに腹が立つことがあっても、手にしたナイフで相手を刺せば、その瞬間、刺した相手も、そして自分自身も大切な物を無くし、大切な人に合うことが出来なくなってしまう。それが重々分かっていることなら、せいぜい拳で殴る程度で刺すまでには到らないのでは・・・・と思う。(アマちゃんな意見は承知)

そう考えると親とか兄弟とか友達との繋がりが、薄く、細くなっているのだと思う。だからそんな脆い絆は直ぐに切ることができる。つまり子供自身が、「絶対的な愛で包まれていないと脆い」と言うことではないだろうか?いや子供だけじゃなくて、人って誰かの優しさとか愛とかの強い気持ちに包まれていないと、不安だったり、孤独感に苛まれたりするから、大人でも一緒かもしれない。

親が子供にして上げられることは、その絆を深め、大切なものだと感じさせて上げることだと思う。
こんな話、一昔前には、書かなきゃいけないような話じゃなかったんだけどなぁ・・・・・(自嘲)


【深夜に出歩く子供の親に罰則規定を設ける】なんてニュースを見て、ふと思った話・・・・・・・・。

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