Ｄｉａｒｙ 2005年10月26日

投げては３戦全てに二桁得点を許し、打っては３試合でたった２点しか取れない。それもタイムリーではなく犠打のみ。
これが日本シリーズではなく、ペナントレースならまた違った印象も有るのだろうが、日本一を決める試合だから具合が悪い。リーグを代表するチームの戦いだから、いろんな思いが渦巻く。選手にもファンにもメディアにも。勿論球団関係者や、それを取り巻く経済界にも。

イメージ的にはガラの悪いと思われている阪神ファンが、お約束通りの敗戦後の逮捕騒ぎ。世間的には「またか」とか「やっぱりね」なんて印象を持たれるのは想像に容易い。悔しい気持ちは分かるが、その気持ちをどう処理するかは個人の質の問題。愚行は恥ずかしい限り。だが変に神経を逆撫でしてくるのも御免被りたいのは本当。

ふぅ～と息を吐いて、落ち着けば、また違った見方もある。
ほんの数年前までは日本シリーズどころか、リーグ内でもお荷物の万年最下位チームだった阪神が、よく頑張ってると思うよ。だって「たけし軍団」の草野球チームと本気でやって、負けたチームなんだからね（笑）
「ＰＬとやっても負けるとか」とか言わた頃も有ったしね。でも努力すれば！頑張れば出来る！って思わせてくれたし、楽しい野球も見せてくれた。

今回は「絶対に！」とか「何が何でも！」って感じで、肩に力が入っているのが痛いほど分かる。だから余計に動きが鈍くなる。一度肩の力抜いて、大きく深呼吸して思い出そう。自分が好きな事を仕事にしているって、とっても凄い事だし、とっても楽しい事だって事を。

自分が憧れていた職業
自分が大好きなことを毎日出来る喜びを。
そんな人、あんまり居ないんだよ。

★終わった。
長いようで短かった今シーズン。
日本シリーズは完敗だったけど、楽しかった一年間。
やっぱり縦縞が好きだと再認識した。
お疲れさんでした。