Diary 2006年12月28日

仕事納め。
いちおう、大掃除もしてみた。
はたきをかけて、窓拭いて、要らない資料やカタログの山を整理して、古い模型も潰して、掃除機をガシガシ掛けた。
少しだけ空気が軽くなったような気がして、ちょっと良い気分♪ ただ、腰が痛いだけ・・・・・。

ガラじゃないけど、ちょっとだけ今年を振り返ってみると、やっぱり今年の大きな出来事は本の出版だったと思う。
文章を書くことの難しさも然ることながら、本と言う『物』を作ることの大変さを、今更ながらに実感できたから。

普段の建築の設計作業は、図面を書き上げ、建物を完成させ、引き渡した時点で、取りあえずは「終わった」と、実感できる。ところが本の場合は全然違う。

原稿を書いているときは、「書き上げたら終わりだ」と考えていたのだが、実際には書店に流通したときから、次の作業が始まる事に気付く。それは心配と言う作業。

「誰か読んでくれるかな?」とか、「つまらないと批判されたらどうしよう」と言った心配から始まり、偶然入った書店に本が置かれていなかった時の、なんとも言えない複雑な気持ち・・・・・。どれもこれもが、初めて感じる微妙な気分だった。

また、1冊の本を作るのに、なんと大勢の人が携わり、後押しし、苦労しているかと言うことも、本を書いたことで実感できた貴重な体験。たった1冊の本なのに、そこにいろんな人の想い、願い、思い出が詰まっていることを知った。

自分が書いた本だけど、自分だけの本ではないことを、書店に並んでから初めて気付く。
だからこそ、初版で印刷した分ぐらいは、売りきれて欲しいと願う(笑)
そんな貴重な経験や感覚が、自分を成長させてくれたと願いたい。


振り返ってみれば、去年はTVに出て、今年は本を書いた。
と言うことは、来年はきっと映画出演だな。(←調子に乗ってる)


まぁ、それは冗談だけど、また何か新しい経験が出来たら良いと願っているのはホント。
あと、本の次作の構想を練ることも忘れないようにしよう(←そんな話は出てないけど、構想を練るのは自由だから/笑)

 

本の背表紙に印刷されているISBNコード(国際標準図書番号)は、世界共通で設けられた、その本を特定する為の番号。
取り敢えず、歴史に足跡をペタ!
来年は、今年以上にがんばるじぇー!・・・・・・・・・・・・・・・と言う事で、今年は一応終了です。

 

今年一年、お立ち寄りいただき、本当にありがとうございました m(_ _)m

来年も宜しくお願いします。

どうぞ良いお年を、お迎えくださいませませ。

                                   探偵長

ではでは

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