国会議員になれば建築確認は要らないそうな

タイトルそのまんまの意味。
自民党の中川康宏衆議院議員は、京都にある自宅(およそ130坪の木造住宅)をはじめ、鉄筋コンクリート造の事務所併せて6棟の建物を、建築確認の認可を受けず無許可で建設し、おまけに登記もされていなかったと言う話。
ソースを晒すまでも無いが、一応貼っておく。

建築確認を取らないと言う事は、大きく分けて二つの問題を抱えることになる。
一つは構造的な安全や、居住空間としての適正を確保しているかと言う事。でもこれらは両方とも自分自信の身に降り掛かることだから、自業自得と言えばそれまで。地震で倒れても、身から出た錆だからね。

もう一つは火災が起こった時に、隣家に延焼させない工夫が施されているか。また、周辺地域とのスカイラインの統一が確保されているか。そして建蔽率・容積率と言った土地と建物の大きさの比が、周辺建物と調和が保たれているかと言う事。つまり他人に対してどうなのよ?と言う事。

それから登記をしていないと言う事は、税金を一切納めていないと言う事になる。しかも狙ってやっている確信犯。と言う事は、故意の犯罪。←これ逮捕では?(笑)
こんな事が許されるのは、ティターンズぐらいだぞ!(ここは流して良いからね、うんうん)

偽造やインチキをしないようにと、国交省が無い知恵を絞ったフリをして?改正したらしい?基準法だが、法律を作っている議員先生に関しては、「そんなこたぁ~白河夜船」と言う事なのでしょう。それとも基準法の中に「国会議員は確認申請免除。集団規定も単体規定も適用除外」とでも書いてあるのか?

ちなみに中川議員先生様の発言では、鉄筋コンクリート造の事務所は、まだ工事中らしい。着工したのは、33前だが・・・。お前の事務所は「サグラダ・ファミリアかッ!」と、タカトシなら突っ込んだ所だな。

さて、この顛末、どうオチをつけるのでしょうね。

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