『ほたる館物語 2』読了 - 43

ほたる館物語 2 (2) (ピュアフル文庫 あ 1-5)
ほたる館物語 2 (2) (ピュアフル文庫 あ 1-5)
あさの あつこ

温泉町の老舗旅館・ほたる館の孫娘で、小学校5年生の一子の日常を描いた児童文学。
一子は旅館の女将である祖母に、「将来はほたる館を継いでおくれ」と言われるが、「やりたい事があるから嫌だ!」と、言い放ってしまう。翌日、一子が学校に行っている間に、祖母は倒れ病院に運び込まれる。不器用で、意固地な性格の一子を母は責めるが、祖母はその不器用さを慈しむ。

なんて感じの展開だけど、やっぱり一子は『バッテリー』の「巧」に似ている。
不器用で強情で、でも真っ直ぐで、自分の思った事をはっきりと口に出来る強い意志を持つ。自分が小5のとき、こんなに大人だったかな~?と、思い出してしまう。
『ほたる館』は、3巻目もあるようだが、今は持っていないので、いつかどこかで手に入れたいと思う。

今後の読書予定としては、『100万回生きたねこ』を読んで、『怪笑小説』→『毒笑小説』と続けたい。その後に『双頭の悪魔』を予習兼復習して『女王国の城』となる予定。
頑張る。

ちなみに小5の時の身体検査と言えば、身長・体重・胸囲・問診程度だった。
今の身体測定は、慎重・怠戎・脅威・問責なんて感じだろうか・・・どうでも良いけどね。

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