『ミステリーを科学したら』 読了-15

ミステリーを科学したら
由良 三郎

医学博士であり、ミステリー作家でもある著者が、法医学の見地からミステリーの中のおかしな点を指摘する。それは毒殺・刺殺・絞殺と言った方法の矛盾や、毒薬等の効果の矛盾。出血や死後硬直の様子にまで渡っている。一つの専門家が、その見地見識から、真面目にミステリーを考察するのは大好きだ。そして何よりもご自身がミステリーを書かれている立場だから、その視点に嫌味なところが無い。一般論として、人が自分の好きなもの、大切なものを見るときに、その目にはきっと尊敬と愛があるのだろう。

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