エール


化学メーカーの「クラレ」が、新一年生に将来の夢を尋ねたところ、男の子の一位は「スポーツ選手」だったそうな。まっ、これは妥当なところなのでスルーして、2位に付けたのが「職人」と、きたから驚いた。

この「職人」と言う響きから、一体どんな職業をイメージするかい?えっ、貴方。
私は職業柄、勿論「建築職人」をイメージする訳ですよ。だって「ケーキ職人」ならケーキ屋さんと言うでしょうし、「バント職人」なら、元ジャイアンツの川相昌弘選手と言う筈でしょ? だからやっぱり建築職人が、一番妥当なイメージなのです、うんうん。

ところが皮肉な物で今年の大学入試においては、建築科の受験者数が軒並み、どの大学も定員割れをしていたと聞く。これは一体なぜだろう?答えは簡単、大学は職人さんを作る場所ではないからです。職人さんと言うのは、机の上で本を広げても成れないのです。それじゃどうすりゃ職人さんに成れるかと言うと、それまた簡単!腕の良い親方に付いて、一つ一つ仕事を覚えていく事で、一人前の職人さんになれるのです。


よいこのちびっこたち
つぎのけんちくかいを、せおっていくのは、きみたちなんだよ。
がんばって、けんちくぎょうかいを、ささえていってくださいね。

      ↑
と、新一年生にも読めるように、ひらがなで書いてみた。
もっとも、若干難しい言葉が入っているのはご愛嬌。
いやその前に、良い子のちびっこたちは、こんなブログは読まないか・・・・・・。

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