蒼い溜息


インコのピコが逝ってから、ひと月が経とうとしている。
居なくなった事に慣れる事はけして無いが、それでも気持ちが落ち着き始めたと言うのに、今度は蒼(もう一羽のインコ)の様子がおかしい事に気付いた。一日中、籠の隅にうずくまり、大きく息をしているだけで、ジッとしている。たまに餌を食べる時も、その立ち姿に違和感がある。体を右に傾け、左足を浮かすような姿勢を取る。何処と無く、左足を庇っている感じだ。

鳥に違和感を覚えたら、直ぐに病院に連れて行く事が大切だと言う事は、ピコの時に身を持って学んでいた。何事も無い、大した事が無い事を祈りつつ、病院に連れて行ったのだが・・・・・。

診断によると、卵管が腫れているか、小さな卵が詰まっているのではないかと言う事だった。鳥の卵管は左足の付け根にあるそうで、そこが痛むので、左足を庇っているらしいとのこと。また、ピコが居なくなった事で、精神的なストレスも感じているかもしれないと言われ、余計に凹む。

薬を処方された。
今は薬で炎症を抑えつつ、本人の自然治癒力をサポートするのみ。
痛みに耐えながら、籠の隅でジッとうずくまる姿を見ながら、何も出来ないのは辛い。

セキセイインコ-蒼

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コメント(2)

みけねこ (2009年5月26日 21:55)

こんばんは。

未だに哀しみの中におられるでしょうに、また大切なご家族に心配事とは…。
お慰めする言葉もないのですが…、1人残ってしまった蒼ちゃんが淋しくないように、一緒に居てあげることくらいしか、無力な人間にできることはないかもしれませんね。
ウチもだんだんと足腰の衰えが目立つようになってきた猫を見ていて切なくなります。ご心中お察しします。

探偵長 (2009年5月27日 09:29)

ありがとうございます。

ペットは飼い主にとって、家族も同じ。
言葉が話せない分、余計に「痛いのだろうか?」「辛いのだろうか?」と、想像してしまい、なんだか辛いです。

まして今回は、私とのコミュニケーションが発情に繋がるので、避けるようにと言われました。
心配して様子を見ることも極力避け、声を掛けてもいけないと言われたら
一体何をすれば良いのやら・・・。まるで電柱の影から飛雄馬を見守る、姉の明子のようです。

みけねこさんの女王様も、いつまでも元気で居てくれる事を、お祈りします。

余談ですが「モナコGP」は、確かに酷かったです、はい。

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