『水時計』 読了-3

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ジム・ケリーのデビュー作、『水時計』を読みました。
とても前評判が高い作品で、誰に聞いても(と言っても、そんなには聞いてませんが)面白い、面白いと、好感触な作品です。・・・が!感想とは、自分で読んで自分で感じるから感想なんですよね~。

凍った川から引き上げられた車の中から、身元不明の他殺死体が発見された。
取材に当たった新聞記者ドライデンは、川が凍る時期やタイミングから考えて、犯人も被害者もこの町の人間ではないかと考える。その翌日、今度は街のシンボルでもある大聖堂の雨樋の中から、白骨化した死体が発見された。もう何十年も事件など起きていない片田舎の小さな町で、二日続けて死体が発見されたことに、町は恐怖する。日常の小さな謎の中に散りばめられた犯人の影。ドライデンは自分自身の隠された秘密と向き合いながら、事件の核心に近付いていく―


面白かったのですが、自分で読む前にハードルを上げ過ぎた感があり、読後はフェードアウトしたような感じになりました。ただしデビュー作でこの筆圧は見事です。それは認めます。それに場面展開や視点の変化が、まるで映画をイメージしたようで、それはそれで面白かったです。またドライデンの妻の事が、次に繋がりそうな匂いを残している点も、読み手を上手に引き込んでいます。
でも、チョット肩が凝りました(失礼)

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ちなみに著者のジム・ケリーは、映画「燃えよドラゴン」に出演していた、あのジム・ケリーとは別人ですし、映画「マスク」に出演していた ジム・キャリーとも、何の関係もありません(失礼)

話しはポーンと飛びますが、近頃の文庫本て高くないですか?
この『水時計』も、¥1134- します。
文庫本で1000円越えると、私としては一気に購入意欲が萎えてしまいます。
だってハードカバーだって1500~2000円でしょ?
ソフトカバーなら1000円を切る物だってあります。
文庫本が近頃やたらに高額商品に感じてしまうのは、私だけでしょうか?
なんだかそんな気がします(失礼)


天工舎一級建築士事務所

 

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