RC住宅の耐震診断


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月曜日のせいか、朝から慌しい一日。
しかも今日に限って営業の電話が多かったので、その都度手を止め会話を止め、少々ウンザリ。
でもどちら様も、食わねばならないから必死なのでしょう。

で、そんな営業電話の合間を縫って掛かってきたのが、「耐震診断」のご相談。
都道府県に拠っても違うが、お隣の静岡県などの場合、木造住宅の耐震診断に限っては、その費用が、ほぼ行政から補助される。つまり実質の負担がゼロに近い。神奈川県では、そこまでの補助は出ない筈だから、静岡県が如何に地震に対して気を使っているかが伺えると言うもの。

また木造住宅のなら、診断をしてくれる会社も多い。(私も簡単に診断程度なら出来ますが)
ところが問い合わせの建物はRC、つまり鉄筋コンクリート住宅。しかも築年数を伺うと、新耐震以前と来ているから、少々骨が折れそうな予感・・・。

【新耐震基準】とは簡単に言うと、昭和56年に建築基準法が改正され、建物の耐震基準を強化しようと決めた新しい基準のこと。【新耐震基準】以前の建物と以降の建物では、何かと強度が違います。つまり少々、柔らかめの可能性がある建物と言うこと。

またこのRCの建物の耐震診断を、してくれる会社を探すのが一苦労。
残念ながら私には出来ません。と言うことで、現在アチコチに問い合わせ中。

耐震診断をして、問題が無ければそのまま使えば良いし、問題があった場合には、適切な対応方法を施して使えば良いし、それが無理なら、またそこで考えれば良いこと。

何でもかんでも壊して建て替えると考える前に、一度はチェックしてみても悪いことではないよね。
ま、多少の費用は掛かりますが。

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