流し台で静電気?


この時期、何が嫌って、突然ビリッ! と来る静電気ほど嫌な物はありません。
あれ、大嫌いなんです。
車から降りるときにビリ!
玄関のノブに触れてビリ!
人に触れてもビリ!
そんな人いません?
なぜ、静電気が嫌なのか?
電気に触れたビリビリ感が嫌なことは勿論ですが、それと同じぐらいに、突然に脅かされることが嫌なんです。そう言う意味では、車から降りるときの静電気は、まだ許せます(笑)

以前書いた、流し台に触れるとピリッと来るお家。
その後の紆余曲折と、原因と結果が分かったので(たぶん)、少し触れておきます。

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まず最初に、東電に連絡して漏電の検査をしていただきました。
(最寄の営業所に連絡すると、対応してくれます)
状況を説明して、テスターで漏電の有無と原因箇所を特定すべく調査して貰いました。
ところが、この調査では漏電も発生していなければ、原因と思われる不可思議な点も見つけられません。もっとも漏電していれば、ブレーカーが直ぐに作動するので、その回路は遮断されますけどね。

と言うことは、出来配線の問題ではないのか? と、考えましたが、この東電の調査ではテスターで反応しない微弱な電気の漏れまでは、見つけることが出来ないのです。そこで今度は、流し台メーカーに連絡をしたのですが、すると一発で問題箇所が見付かったのです。それはアースの接続。

電気の専門業者さんが工事をしているのですから、アースの接続ミスなど、あろう筈も無いと考えていたのですが、ここに大きな落とし穴がありました。使用しているのは、流し台上部に設置する吊り戸棚型の食器乾燥機。つまり電気で洗い終わった食器を乾燥させる物なのですが、この機器には二本のアースが必要だったのです。

電気屋さんは勿論、アースの接続を間違いなく行なっていたのですが、接続したアースは一本だけで、本当はもう一本必要だったのです。下の取り付け時の参考資料にも、2本のアースが必要と書かれています。どうやら原因は、これだったようです・・・・・・・。
吊戸棚型食器乾燥機
後日、工事した電気屋さんにシッカリと接続してもらいました。
その後、一応様子を見て貰っていますが、現在までのところ、流し台に触れるとビリッと来る状況は無くなったとの事です。

専門家であるが故に、時に思い込みが判断を誤らせる事があります。
日々の仕事に慣れる事無く、慎重に行なわなければいけませんね。


天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com 
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