基礎コンクリート打設後の静けさ

 
工事中の南足柄の家。
基礎の立ち上がりコンクリート部も打設を終え、場内は清掃され、基礎天端には墨も打たれている状態。月末に上棟を予定しているため、来週には土台を敷き、足場を組む作業が控えている。今は嵐の前の静けさと言った感じで、喧騒を目前に、ひっそりと鳴りを潜めたような雰囲気の現場。
この静けさは、嫌いじゃない。
基礎の立ち上がりコンクリート打設後

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それにしても基礎が綺麗に仕上がっている。
これならモルタルで仕上げる必要も無いぐらい。
基礎の養生中

たまに施主が現場に行って、職人さんが手を抜かないように見張る――なんて話を聞くことがあるが、素人が見ていて手抜きが見抜けることなど無い。そんなことを見張るよりも、誰もいない現場の様子を見て、その片付け具合や雰囲気を感じたほうが、よっぽど施工者の質が分かるというもの。
綺麗な現場と言うのは、見張ってなどいなくても仕事は綺麗な筈だから。
基礎コンクリート

ちなみに写真の短い棒は、基礎と土台を固定するアンカーボルト。長い棒は、基礎から土台を経由して、柱を固定するためのホールダウン金物と呼ばれる補強金物の棒。棒が斜めに曲がったりせずに、どれも真っ直ぐに並んで立っている。斜めだと固定が上手くいかないので、キチンと真っ直ぐに立っていることが大切。単純な話だけど、施主が見ても分かりやすいチェック箇所なので、ご自分の現場を覗いて見ると良いかも。

アンカーボルトとホールダウンアンカー

それにしても寒くなりましたね。
現場に行くのに、ヒートテック欲しいかも・・・・・・。

天工舎一級建築事務所
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