文化財発掘調査 20日目

 
小田原市内で計画中の平屋住宅。
その敷地の地中に眠る埋蔵文化財の発掘調査が始まってから20日目。
発掘調査は順調に進められていた。
小田原市内 文化財の発掘調査

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10日ほど前には発見されていなかった、住宅の基礎のような物が見つかっていた。平屋の家/埋蔵文化財調査中
上の写真がそれです。と、調査員の方に言われたが、私には「どれ?」って感じ。
たぶん、これだけを見て直ぐに分かる人も少ない筈。

写真の中央に、大きな柱が立てられていたようで、その周囲は束石のように地面が固められている。
分かりやすく示せば、下の写真のような感じになるらしい。
小田原市内の住宅現場
これが調査地の中で、二箇所見付かっている。
たぶんそれ以外の最低2本の柱は、調査されていない土地の側にあると思われ、そこから想像すると、かなり大きな住居が建っていたのではないかという話。時代は平安時代の頃らしい。
平安時代と聞いて、勝手に十二単を着た女性たちの、雅な雰囲気を思い描いたりする。
文化財の発掘調査って、ちょっと面白い。

天工舎一級建築事務所
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コメント(2)

みけねこ (2011年11月24日 02:17)

探偵長様、こんばんは。丑三つ時でございます(笑)

…こういう現場、数年前のウチの近所にもありましたw
保存できない場所だったので埋め戻されましたけど。
京都や奈良では、こういう発掘現場には必ずと言っていいほど歴史マニアというか考古学フリークのような人たちが見学に行きますが、
やっぱり、これから住宅地になるというプライベートなところでは一般公開とはいかないんでしょうね。

関東方面で平安時代というと、私はつい、『更級日記』を思い出します。
京の雅やかさを夢見て、源氏物語の写本を読み耽った当時の国司とその家族の生活とか。
でも、ちょうど鎌倉近くにこういう遺跡が出ると、これが武家政権に繋がっていくんだなあ、と…。
歴史大好きなんです、暑苦しくてすみません(汗)

探偵長 (2011年11月24日 17:33)

みけねこさん、こんばんは。
まさに丑三つ時の書き込み、ありがとうございます。
まさか丑の刻参りではないですよね?(笑)

発掘現場は仰るとおりで、一般公開しますと告知すると、凄い数のマニアの方たちが集まるそうです。
いや~、けつこうディープな世界のようですね。

『更級日記』は大袈裟ですが、平安時代と聞いて私も源氏物語のようなイメージを思い描いたので
「こんな山奥で源氏物語?」と、違和感ありありで、チョッと面白かったです。
なんだかミステリの謎解きと、遺跡発掘の謎解きは似ているのかもしれませんね。

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