発泡ウレタン断熱材の気になる点

 
発泡ウレタンの断熱材。
気密性が高く、隅々まで断熱材を充填することが出来るので、最近は使われる機会が多い。
発泡ウレタン断熱材
ただし値段が高い。
また万一火災が発生した際には、有毒性の煙を発生させるとも言われている。
でもこんなパイプ廻りの隙間に断熱材を充填することは、発泡系以外では無理というもの。
発泡ウレタン断熱材
つまり何にでも、一長一短はあると言うこと。
そんな発泡系の断熱材を見ていて、二つ気になることがある。

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一つは、「性能は施工者の腕次第」ということ。
グラスウールなどのように出来上がった製品を設置するのではなく、現場で液状の基材を吹き付けて、それを発砲させることで性能を出す材料なので、よく膨らんだ箇所は厚みがあり、あまり膨らまなかった箇所は薄くなる。

性能を出すためには、「何cm以上の発泡が必要」と言った基準は勿論あるが(壁で40mm程度が基本だと思うが)、それを計測しているのも作業する人自身。たぶん大丈夫だとは信じているが、気になると言えば気になる。

二つ目は、「施工している人は吸い込まないの?」ということ。
たぶんこっちの方が気になっている。
専用のマスクやタオルで口と鼻を覆っているが、服などは凄いことになっているが常。
万一、吸い込んでしまい、お腹一杯になったら大変だと思うのだが、それは大丈夫なのだろうか?
工事される方は、くれぐれもご用心いただきたい。

もっとも私如きに、心配されることでもないのでしょうが。


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