『企業家たちの幕末維新』 宮元又郎著/読了

 
幕末、明治、大正、そして昭和と言った激動の日本を支えた企業家達にスポットをあて、日本経済の生い立ちを知ることが出来る。また明治期に入って、一企業(商家)だけでは賄いきれないほどに膨らんだ経済は、資本やリスク・マネジメントと言った観点から、財界のリーダーを生み出していく。
企業家達に視点を当てながらも、現代の日本経済の成り立ちを知ることが出来る一冊です。

昨年、機関誌『青淵』に寄稿させていただきました、日本資本主義の生みの親・渋沢栄一氏も、取り上げられています。あらためてその偉大な功績に驚くと共に、こうした企業人たちの動向を知ることで、日本という国が如何にして成長したのかを学ぶことが出来ます。

これから社会に出て活躍するフレッシュマンには、必読の書だと思います。
『青淵 第764号』表紙
入社までに、是非!

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