『妖怪アパートの優雅な日常 10』 香月日輪 著/読了


最近、読書の話題に触れていませんが、本は相変わらず読んでいます。
ミステリだけでなく、漫画も含めて。

しばらく遠ざかっていたコナンも、74巻から最新刊の83巻までまとめて購入しました。
『ハイキュー』の新刊も出たことですし、本棚にはたくさんの未読本も積まれています。

ミステリに関して言えば、あらすじさえ書き難い作品を、数冊続けて読みました。
あらすじが書けないという時点で、どっち方向かはお察しいただける筈。

ちょっと愚痴ですが、本の帯に「作者最高のメタミステリー!」などと書くのは、どうなんでしょう?
宣伝文句としては良いのでしょうが、読み手は完全に構えてしまうので、ふだん「騙されたい」と思いながら読む私でさえ、読み始めて五ページ目ぐらいの段階で、すでに激しい違和感を覚えました。
まるで「出オチ」?(笑) まっ、帯も含めて、作品なのですよね……。


という事で、軽い本を一冊。
文庫版で読んでいた私ですが、ようやく最終巻を読むことが出来ました。


読み終えてしまうことが、勿体ないような感覚を抱きながら頁をめくりました。
 
そして、あっという間に読了。
その理由の一つは読みやすいので、本当にあっという間に読めてしまうのだが
もう一つの理由は、やはり物語の展開が良かったことです。

ただし波乱の展開は3/5程まで。
それ以降は物語全体にけじめをつけるように、畳み掛けています。
この畳み掛けには様々な意見がありそうな気もしますが
まあ好きで読んでいるのだから、基本的には好意的に見てもらえることでしょう。
げんに私は、好意的に読んだ側ですし。

個人的には、この本は漫画にしてほしくありません。(なってないよね?)
だってせっかくの美味しそうな料理の数々が、漫画になるとチープになってしまいそうだから。

るり子さんの作る数々のおいしそうな料理は、文字で読み想像するから旨そうに思えるので
深夜に腹を減らしながら読むから良いのだと思っています。
そういうイメージすることが、読書には大切なのです。

本作品でシリーズは完結してしまいましたが、番外編があるということなので
機会を探して是非読もうと思っています。

 

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