計画が中断しても春は来る

昨日はポカポカした陽気の中、横浜での打ち合わせに行って来た。
築25年経つ家の全体的なメンテナンス工事と共に、一部を改装してカフェにする計画の御提案に。
御提案内容と概算金額の見積書をご提示し、大いに気に入っていただけた。
が、それだけでは話が進まないのが、「家」の工事と言うもの。

計画は御家庭の事情により、しばし中断と言うか延期するとのこと。
ま、家の仕事に携わっていると、そういう事はよくあるので、状況が変われば再開するだろうし、
「その節は、あらためて宜しくお願い致します」と、ご挨拶をして辞去。

実は昨年の夏から半年近く掛けて計画していた「HIRAYA」の計画も、暮れに頓挫した。こちらは近しい方の御不幸が重なり、少し心が疲れてしまい、一先ず白紙。

家を造ることは、そんなに簡単な話ではない。解決しなければならないことは、山ほどあるから。
まずは、お金のこと。次に家族の体調。子供が居れば、その就学の時期や通学の距離のことだってある。そしてそれらが全て整った時に、「よし、家を建てよう！」と思う気持ちが要る。ひょっとすると、これが一番大事なのかもしれない。
そんなこんなが全て良い感じで整った時に、はじめて家は建つ。たぶんそんな感じ。

という事で、気持ちを切り替えて、目の前の仕事に向かう本日。
修正案が上手くまとまらず、頭の中がゴチャゴチャだった計画に、なんとなく光明が差す！
ちょっとイイ感じ。

こういうことで気分が上がる。
春は近い。
いろいろと……。