解体現場で水浸し

既存建物を解体中の板橋の家。今日で解体工事を終えると言うので、別の打合せの前に様子を見に行って来た。こういう時、現場が近いのは便利。推定50年は経つ素積みの玉石が、およそ1.3mの段差を支える敷地。その石積みを崩さないように、慎重に解体作業が進められていた。まぁ、なんとか今日中には終えそうなので、現場監督さんと週末から週明けの予定を確認しておいた。それにしても悩みの種は駐車場の確保。これほど駐車場が確保できない現場も珍しい。付近にコインパーキングが全く無いし、空いてそうな月極め駐車場さえない。現場に行くときは箱根登山鉄道を利用するようだな……。

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泥で汚した道路を水洗い。解体作業時には大切な作業なのだが、この後私はビショ濡れになることを、この時はまだ知る由もない。

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現場監督さんとも打ち合せを終え帰ろうとした時、ホースを持つ彼が水を全開で出したままホースを放してしまうのだ。たぶんホースの先に取り付けたシャワーヘッドで止水をし、道に置くつもりで手を放してしまったのだろう。だが悲劇は起こってしまう。シャワーヘッドがホースから外れてしまうのだ。水の勢いを止める物が無くなったせいで、まるで暴れまわる蛇のように四方八方に水を撒き散らすホース。その傍に居た私と監督。かくして二人は水浸し。次の打ち合わせ時間が迫っている中、テンションだだ落ちの私。が、工事と関係ない人が濡れたのでなくて良かったと、気を取り直して帰りました。ちなみに今日着ていたジャケットは、買ってまだ二回しか着ていない品。昔から、新しい洋服を買うと現場で汚すというジンクスがあるのだが、あのジンクスがまだ生きていたことを再確認した金曜日。

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