『貴婦人として死す』カーター・ディクスン著

カーター・ディクスン名義の「密室物」。被害者の物しか残されていない足跡、自殺以外有り得ない状況での死。だが死因は明らかに他殺を印象付ける。捜査陣が頭を抱えるなか、HM卿の推理が事件の謎を解く。

好みが分かれるカー作品の中でも、ひときわ賛否の分かれる作品かもしれません。ですが私は、カーらしくて好きだった作品です。それが創元推理文庫で、翻訳も新たに発刊されました。時を超えて今、また新たな謎を楽しみたいと思います。

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