引き渡し前の施主チェック

一週間後に御引き渡しする「坂道の家」の、施主チェックの日。事前に建設会社の社内検査、事務所検査を経ているので、傷や汚れ、建具類の開閉や確認は全てチェック済み。ブラインドの開閉なども既にチェックしているので、施主の検査と言うよりも、チェックされている事への確認作業とも言える。

本やネットの中でも、稀に「施主が行うべき引き渡し前検査の注意点」といった記事を目にすることがあるが、勿論それを知っておくに越したことは無いが、「知らないと騙される」とか「知らないと馬鹿を見る」という考え方を持っている人は、その時点でダメなような気がする。そんなに信用できない設計者や施工者に、なぜ任せたの? と、思うからだ。

勿論、設計者も施工者も万能では無いし神でもない。間違えもすれば失敗もする。そんなの当たり前の話しだ。それでも住む人のために全力で建物を造ることを心掛けているし、失敗や間違った点に関しては、出来る限り補修し修正し仕上げる努力を重ねていく。最後の最後まで頑張るのが職人、つまり物造りの仕事に携わる人だと思う。そんな信頼関係が何よりも大切。だって自分が一生住む家なのだから。

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来週はチェックされた指摘箇所の補修を施し、完成写真の撮影を行い、最後のクリーニングをして御引き渡しします。天気が続くと良いのですが。

 

 

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