『インデックス』誉田哲也著/読了

裏社会の悪党が次々と惨殺された「ブルー・マーダー事件」から時が経ち、姫川班は解体され、今は池袋の所轄に配属されている姫川警部補。いつかは本庁に戻り、旧姫川班を復活させたいと考えていた。そんな姫川が本庁に引き上げられ、新・姫川班を結成するまでの短編八作を描いた、姫川玲子シリーズの七作目。

お薦めは『夢の中』と、その後編の『闇の色』。暗い話で、どこにも救いは無いのだが、姫川が事件の中心人物の心情に対して、少しだけ共感するところが肝。ある意味で姫川らしい。シリーズの続編が楽しみです。

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