『ノワール 硝子の太陽』誉田哲也著/読了

沖縄で反米活動家の老人が、米軍の車両に轢かれて死亡するという事故が起きる。事故の様子を写した写真がネットに出回り、それを機に日本中で反米軍基地のデモが巻き起こる。そんな時期に新宿署の東警部補は「左翼の親玉」と、称される人物の取り調べを命じられた。そして同じ頃、フリーのルポライターが異様なマスクを付けた謎の三人組に、滅多刺しにして殺されるという事件が起きた。殺された男は「歌舞伎町セブン」にとって掛け替えのない人物。彼が殺された謎と犯人を追う歌舞伎町セブンは、図らずも東警部補と共闘することになる。そして事件は思いがけない方向に動いていく――

東警部補が活躍する一連の『ジウ』シリーズとは別に、『ストロベリーナイト』の姫川玲子シリーズがあるが、この作品には捜査一課に戻った姫川玲子が登場する。姫川は東に有力な情報を教える代わりに、東が過去に扱った事件の詳細を教えてほしい詰め寄る。ここで二人が追う別々の事件が交錯する。

本作の書名『ノワール』からも分かるように、本作品には対になる『ルージュ』版があり、そちらでは姫川玲子が活躍する事件が描かれている。そちらの事件も殺されたルポライターが追っていた事件に関係しているようで、二つの作品はクロスオーバーしているのだが、その重要なシーンが先に書いた場面。『ルージュ』は、これから読みます。それと『ジウ』の三部作を読み直そうかとも思っています。

ちなみにTVドラマの影響と言うのは大きくて、ミサキこと伊崎基子が登場すると黒木メイサさんで変換されてしまう。姫川は竹内結子さん、菊田は西島さんで動き回ってしまう。勿論ガンテツは武田鉄也さん。これが良いことか悪いことかは分からないが、これも一種の擦り込みなのかもしれませんね。

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