■神奈川県小田原市風祭。箱根山に続く旧東海道に面した、趣きのある住宅地に計画地はあった。
敷地面積243.94u(73.8.9坪)の土地は、敷地内に2m程の段差があるために、既存建物には無用な階段が設けられていた。そこで今回の計画では、はじめに敷地を平らに造成することから始まった。
既存建物には、ご家族の思い出の品が沢山詰まっていたので、再利用できる物は形を変え再利用する。
和室に設けられていた欄間は扉として再生され、仏壇の扉類は丁寧に取り外した上で、分解、再塗装して、新しい仏壇に生まれ変わる。
ご家族の思い出を大切にして、新しい住まいの形に設えた家。
旧東海道に面する家は、気を衒わずに、まるでずっと前から、そこに有ったかのような佇まいで居ることを願いました。 |