『探偵小説の社会学』読了 - 35

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社会学者の内田氏が、探偵小説を通して近代社会の変革を読み取ろうとした検証本。
個人的に、もの凄ーーーく難しかった!

構成は
第一章 猫と探偵と二十世紀
第二章 緋色の研究
第三章 探偵小説の屈折と戦争
第四章 探偵のディスクール
となっている。ね、目次を見ただけでも難しそうでしょ?(笑)

後半は、コナン・ドイルの『緋色の研究』と、クリスティーの『ABC殺人事件』の2冊をキーワードに、社会学と言うよりも、探偵学と言うか探偵小説における作者の思考と思想、それに時間軸を絡めた話しに終始しているような気がした。いずれにしても、難しかったのは確か。

それにしても検証本て、何でこんなに難解な言葉の羅列で構成されているのだろう?
もっと分かりやすく、簡単に書いてはいけないのだろうか?
ひょっとして・・・・・・・・・・難しく書くことが権威とか?(笑)

あっ!逆に検証本として捉えるからいけないのであって、学術本として捉えれば、難しくても当たり前なのかもしれない。もしくは、根本的に私のレベルが低いか・・・・・・?
                      ↑
                これが一番当たっているかも(笑)

さてと、次は何を読もうか。
小説版の『こち亀』を読みたいのは山々だが、ここはグッと堪えて、『明治の探偵小説』を先に読もう。で、その後に『大正の探偵小説』『昭和の探偵小説』『近代の探偵小説』へと続く予定。なんだか伊藤秀夫先生の本が、バイブルに成りつつあるかも(笑)

本は楽しんで読みましょうね。

天工舎一級建築事務所
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