『鏡の向こうに落ちてみよう』 読了-32

鏡の向こうに落ちてみよう 有栖川有栖エッセイ集
鏡の向こうに落ちてみよう 有栖川有栖エッセイ集
有栖川 有栖

有栖川さんのエッセイ集。
アチコチに書かれていたらしいエッセイをまとめられた物で、その内容は台湾での作品の出版から始まり、ご自身の作品に対する思い入れや考え方、そして映画やミステリーへと幅広い。なかでも虎党の私としては、阪神タイガースへの熱き想い&新築されて間もないご自宅への愛着と戸惑いには、思わず クスッ とさせられた。有栖川ミステリーを読んだことの無い方でも、ここから入って行くと言う入り方も有るかもしれない。文章の上手さや言い回しの妙に、あっと言う間に読まされてしまう一冊。

エッセイは書き手の人柄が出てしまう文章だと思うのですが、このエッセイは読後が良い感じになる筈です。←言い回しが下手(笑)

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