『ミス読み』と『火災鑑定』



週末、頂いた本を読みました。
アンケートに答えさせていただいた「海外ミステリ オールタイム・ベスト100 for ビギナーズ」のコーナーでは、7作品に対するコメントを使っていただきました。感謝。
その他にも対談のコーナーや、「ミス読み」でしか見られない独特の切り口が、興味深かったです。
同時に、一つの物を創っていくと言うのは、つくづく大変な事だなぁ・・・・と、感じました。


それから、『火災鑑定―放火犯は自宅に火を放つ!』も読了。
実際の火災現場の様子や、その不可思議さを、専門家にしか分からない視点で説明されているのは興味深かったです。また、自分で火を点け保険金を請求する保険金詐欺の手口と実態を、書いている下りは、まさにミステリの一頁を読んでいるようで、大変ハラハラしました。何より印象深かったのは、最近の保険金詐欺の手口には「情」がないと言う一言。

昔は、自分の家に火を点ける時にも、位牌やペットを連れ出してから火を点けた物だが、今はそれも含めて燃やしてしまい、ただただ信憑性だけを増そうとする。そこに人としての情が見えないと言う言葉に、物悲しい気分にさせられます。
「罪を憎んで人を憎まず」と言う言葉は、今も当て嵌まる想いだと願いたいです。

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