『僧正殺人事件』 読了-18


「翻訳が新しくなって、まるで別の本のようだ」
そんな噂を耳にしてから、もう読みたくて読みたくて!
・・・・・・と思いながら、本棚に積んでありました。
この本の新訳版は今年の4月に出たものです。
そう考えると、けっこう本棚に積まれていた時間が長かったようですね・・・へへへ。

でも、ようやく読むことが出来ました!
いや~、何年ぶりだろう。
この本を初めて読んだのは、まだ高校生の頃だったから、思い出せないぐらい昔ですね。
ヴァン・ダインの名作中の名作 『僧正殺人事件』です。

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いや~、嬉しかった! 楽しかった! ドキドキした! ワクワクした!
古典と言えば圧倒的に古典の作品ですが、訳が変わったせいか、まるで新刊を読んだような気分。
見立て殺人サイコー! マザー・グース素敵~! と、まるで少女のように喚きながら読みました。
・・・いや、それはないか・・・。

「いまどき、ヴァン・ダインでも無かろうに」と言われるかもしれませんが、面白い物は、何時読んでも面白いのです。

「だれが殺したコック・ロビン?」と尋ねれば
「それは私」と、スズメが言っちゃう訳ですよ~、どうだ!(なにが?)
と言うことで、どうぞ。(←唐突に、しかもザックリした推薦/笑)


ところで今朝の朝刊にデカデカと 「密室から白骨死体!」と書かれていました。
その直ぐ後にTVのコメンテーターが、他の事件を語る際にも、何の迷いも無く言ってました。
「はたして密室でどんな凶行が!」と。

オイオイ、アンタたちがお気軽に使っている「密室」の、定義を聞かせてみろ。
気安く「密室! 密室!」と、言わないで欲しいのです。その度に、ドキドキしちゃうじゃないですか。
ミステリ好きとしては、その辺のところを切に願いたいのですよ。


天工舎一級建築事務所
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