『鳥 デュ・モーリア傑作集』 ダフネ・デュ・モーリア著/読了
ある日突然、鳥の群れが人間に襲い掛かる。いったい鳥たちに何が起こったのか! 表題作の『鳥』をはじめ、短編八作が収録されています。どの作品も凄く完成度が高く、それぞれが違った魅力を持っていて、正直ビ...続きを読む
2016年6月 2日 10:07
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ある日突然、鳥の群れが人間に襲い掛かる。いったい鳥たちに何が起こったのか! 表題作の『鳥』をはじめ、短編八作が収録されています。どの作品も凄く完成度が高く、それぞれが違った魅力を持っていて、正直ビ...続きを読む
2016年6月 2日 10:07
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私が選ぶカーのミステリー・ベスト10に入る作品が、翻訳も新たに刊行されました。 断崖絶壁に消えた男女の足跡。誰が見ても二人は海に飛び込んで自殺したと思われたが、数日後に海から引き揚げられた遺体...続きを読む
2016年5月 7日 15:12
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韓国のミステリ雑誌『MYSTERIA』の5号が、送られてきました。ミステリ作家・有栖川有栖さんとの共著『密室入門!』が、全六回に分けて連載されているのですが、本号はその五回目が掲載されています。 ...続きを読む
2016年4月 2日 13:59
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88年に出版された夏樹氏の作品で、クリスティの『そして誰も居なくなった』を、バスティーシュしている。逗子から沖縄に向けて出発した豪華クルーザーの中で、次々と起きる殺人事件。ダイニングには乗客の干支...続きを読む
2016年3月19日 09:29
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表紙からライトノベルを連想するが、見掛けに騙されてはいけない。ガチガチのミステリだ。舞台は1945年のニューヨーク、そこはまだ闇のような時代。火事で顔に大きなやけどを負ったティム・ワイルドは、夢も...続きを読む
2016年3月 3日 09:58
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カーター・ディクスン名義の「密室物」。被害者の物しか残されていない足跡、自殺以外有り得ない状況での死。だが死因は明らかに他殺を印象付ける。捜査陣が頭を抱えるなか、HM卿の推理が事件の謎を解く。 ...続きを読む
2016年2月25日 01:25
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『かたつむり観察者』をはじめとした、11のショート・ストーリーが収録された短編集。ハイスミスと言えば、アラン・ドロンが主演し大ヒットした映画「太陽がいっぱい」の、原作本を書いたイギリスの女性作家。...続きを読む
2016年1月27日 11:27
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韓国のミステリ隔月誌『MYSTERIA』の4号が届きました。ミステリ作家の有栖川有栖さんとの共著『密室入門!』が、創刊号から6回に分けて掲載されています。有栖川さんと言えば、現在放映中のTVドラマ...続きを読む
2016年1月22日 14:10
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フランスのミステリ作家ピエール・ルメートルのデビュー作。たが日本での翻訳は出版された時系列と少し違い、本作品は三作目の出版となる。三作品共にパリ警視庁犯罪捜査部のカミーユ・ヴェルーベン警部が主人公...続きを読む
2016年1月12日 09:13
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1795年、グレナボン伯爵は、オウルダム令夫人の姪ジェニファと出会う。初めて会った筈なのに、なぜか知り合いのような気がする二人。それもその筈、二人は150年後の1950年の現代において恋人同士だっ...続きを読む
2015年12月21日 09:18
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2015年1月、大阪市中之島にある「銀星ホテル」のスイート・ルームで、5年の長きに渡る年月を暮らしていた梨田稔という男性が死んだ。遺書こそ無いものの、状況から判断して警察は自殺と結論付けるのだが、...続きを読む
2015年12月 4日 09:12
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閉じた室内の中には、矢で殺された男の死体と、意識を朦朧とさせた、もうひとりの男の二人だけ。誰が見ても犯人は明白だが、ヘンリ・メリヴェール卿は久方ぶりに法廷に立ち、彼の無罪を主張する。はたして犯人は...続きを読む
2015年9月16日 09:07
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