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ミステリ本

『池袋ウェストゲートパーク? 西一番街ブラックバイト』石田衣良 著

『池袋ウェストゲートパーク? 西一番街ブラックバイト』石田衣良 著

IWGPシリーズ十二作目。池袋のトラブルシューター・マコトが、今回も街のために活躍する。Gボーイズのキング崇も、勿論COOLに熱くなる。  今回は、こんな四つの話だ。まず最初は、廃校になったマ...続きを読む

『明智小五郎事件簿Ⅱ 一寸法師/何者』 江戸川乱歩著

『明智小五郎事件簿Ⅱ 一寸法師/何者』 江戸川乱歩著

『何者』を、読みたくて購入。 物語は、鎌倉にある陸軍少将の邸宅内で、一発の銃声が鳴り響くところから始まります。銃声がした書斎に飛び込むと、室内には足を撃たれた少将の息子が倒れている。室内は荒ら...続きを読む

『パルプ』チャールズ・ブコウスキー著/読了

『パルプ』チャールズ・ブコウスキー著/読了

なんじゃこりゃ? それが素直な読後の感想。ろくに仕事もせずに、競馬場に入り浸る飲んだくれの私立探偵ニック・ビレーン。机の引き出しにスコッチのボトルと拳銃は入っているが、けしてハードボイルドなんかじ...続きを読む

『神様が殺してくれる』森博嗣 著/読了

『神様が殺してくれる』森博嗣 著/読了

パリで往年の大女優が殺された。ベッドの上で絞殺されていたのだが、ベッドの柱には後ろ手に縛られたリオンが居たのだ。彼は警察に「神様が殺した」と証言し、その神様の名は、レナルド・アンペール、つまり僕だ...続きを読む

『自薦THEどんでん返し』 読了

『自薦THEどんでん返し』 読了

綾辻さん、有栖川さんの作品は既読でしたが、他の方の作品は未読だったので購入。作家御本人が自薦する、あっ!と、驚く顛末の作品ばかりを集めた短編集です。昔からミステリの醍醐味は、短編にあると思っている...続きを読む

『鳥 デュ・モーリア傑作集』 ダフネ・デュ・モーリア著/読了

『鳥 デュ・モーリア傑作集』 ダフネ・デュ・モーリア著/読了

ある日突然、鳥の群れが人間に襲い掛かる。いったい鳥たちに何が起こったのか! 表題作の『鳥』をはじめ、短編八作が収録されています。どの作品も凄く完成度が高く、それぞれが違った魅力を持っていて、正直ビ...続きを読む

『貴婦人として死す』カーター・ディクスン著 読了

『貴婦人として死す』カーター・ディクスン著 読了

私が選ぶカーのミステリー・ベスト10に入る作品が、翻訳も新たに刊行されました。 断崖絶壁に消えた男女の足跡。誰が見ても二人は海に飛び込んで自殺したと思われたが、数日後に海から引き揚げられた遺体...続きを読む

『MYSTERIA 5』

『MYSTERIA 5』

韓国のミステリ雑誌『MYSTERIA』の5号が、送られてきました。ミステリ作家・有栖川有栖さんとの共著『密室入門!』が、全六回に分けて連載されているのですが、本号はその五回目が掲載されています。 ...続きを読む

『そして誰かいなくなった』 夏樹静子著

『そして誰かいなくなった』 夏樹静子著の画像

88年に出版された夏樹氏の作品で、クリスティの『そして誰も居なくなった』を、バスティーシュしている。逗子から沖縄に向けて出発した豪華クルーザーの中で、次々と起きる殺人事件。ダイニングには乗客の干支...続きを読む

『ゴッサムの神々 - ニューヨーク最初の警官 上・下』リンジー・フェイ 読了

『ゴッサムの神々 - ニューヨーク最初の警官 上・下』リンジー・フェイ 読了

表紙からライトノベルを連想するが、見掛けに騙されてはいけない。ガチガチのミステリだ。舞台は1945年のニューヨーク、そこはまだ闇のような時代。火事で顔に大きなやけどを負ったティム・ワイルドは、夢も...続きを読む

『貴婦人として死す』カーター・ディクスン著

『貴婦人として死す』カーター・ディクスン著

カーター・ディクスン名義の「密室物」。被害者の物しか残されていない足跡、自殺以外有り得ない状況での死。だが死因は明らかに他殺を印象付ける。捜査陣が頭を抱えるなか、HM卿の推理が事件の謎を解く。 ...続きを読む

『11の物語』パトリシア・ハイスミス著

『11の物語』パトリシア・ハイスミス著

『かたつむり観察者』をはじめとした、11のショート・ストーリーが収録された短編集。ハイスミスと言えば、アラン・ドロンが主演し大ヒットした映画「太陽がいっぱい」の、原作本を書いたイギリスの女性作家。...続きを読む

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