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ミステリ本

『瓶詰の地獄』 夢野久作 著/読了

『瓶詰の地獄』 夢野久作 著/読了の画像

可愛らしい千代紙様の表紙に、誰もが気軽に手にするかもしれない。 だが夢野久作は、それほど甘くない。 けして優しくもないし、可愛くもない。 あるのは多種多様の地獄だけ。 表題作『瓶詰の地獄』を、はじめ...続きを読む

『矢澤潤二の微妙な陰謀』 秋梨惟喬 著

『矢澤潤二の微妙な陰謀』 秋梨惟喬 著の画像

いつもお世話になっている東京創元社さんから、秋梨さんの新刊『矢澤潤二の微妙な陰謀』を、頂戴しました。ありがとうございます。 秋梨さんと言えば『少年探偵団シリーズ』が有名ですが、その読み易さから幅広い...続きを読む

『池袋ウェストゲートパークXI 憎悪のパレード』石田衣良 著/読了

『池袋ウェストゲートパークXI  憎悪のパレード』石田衣良 著/読了の画像

IWGPシリーズ11作目。 池袋のトラブル・シューター真島誠も、今ではスマホを握りしめている時代。 当然、池袋の街に蠢くトラブルも、今ではカラーギャングの抗争などではない。 今回は、脱法ドラッグ・仮...続きを読む

『ユリゴコロ』沼田マホカル著/読了

『ユリゴコロ』沼田マホカル著/読了の画像

実家の押入れの奥に、隠されるように仕舞いこまれていた、「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。 中には殺人に取り憑かれた人間の、告白とも読める記録が綴られていた。 第14回大藪春彦賞受賞作。 前半部...続きを読む

『松谷警部と三鷹の石』

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いつもお世話になっている東京創元社さんから、平石貴樹さんの松谷警部シリーズ第二弾『松谷警部と三鷹の石』を、頂戴しました。 前作『松谷警部と目黒の雨』で、目黒署の白石巡査と名コンビを見せ、難事件を解決...続きを読む

『父からの手紙』 小杉健治 著/読了

『父からの手紙』 小杉健治 著/読了の画像

たまには本の話。 読んだのは小杉さんの『父からの手紙』。 小杉さんの最近の作品? は、ミステリーのフォーマットを踏襲しているが、どちらかと言えば謎解きやトリックに重点は無い。大切に描こうとしている...続きを読む

『女郎蜘蛛』 パトリック・クェンティン著

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いつもお世話になっている東京創元社さんから、パトリック・クェンティンの『女郎蜘蛛』を頂戴しました。 本作は「パズル・シリーズ」の四作目で、ピーターとアイリスのコンビ(いや、夫婦か)も、良い調子で事件...続きを読む

『完全版 密室ミステリの迷宮』 監修 有栖川有栖

『完全版 密室ミステリの迷宮』 監修 有栖川有栖の画像

『図説 密室ミステリの迷宮』が、装いも新たに『完全版 密室ミステリの迷宮』として発刊された。 私も見本誌を頂戴したのだが、ページを開いてとても驚いた。 凄く膨らんでいるじゃないですか、中身が! こ...続きを読む

『乱反射』 貫井徳郎 著/読了

『乱反射』 貫井徳郎 著/読了の画像

不幸な事故に巻き込まれ、2歳の男の子が亡くなった。 だがそれは本当に事故と呼べるものだったのだろうか? 新聞記者の父親は真実を知りたいと、調査に乗り出すのだが。 第63回日本推理作家協会賞受賞作。...続きを読む

『樽』が届きました!

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  樽と言っても酒樽のことではなく、クロフツの名作ミステリ『樽』の新訳版です。 前々から出るとは聞いていたのですが、遂に出ました! 帯は有栖川有栖さんが、書かれています。 東京創元社さん、...続きを読む

『歌舞伎町セブン』 誉田哲也 著/読了

『歌舞伎町セブン』 誉田哲也 著/読了の画像

  新宿歌舞伎町に再開発計画が持ち上がる。そんな折、歌舞伎町の重鎮である町会長が神社の境内で死体となって発見された。警察は病死と判断するが、その後も失踪者が続き、町に不穏な気配が広がっていく...続きを読む

『奇談蒐集家』 太田忠司 著/読了

『奇談蒐集家』 太田忠司 著/読了の画像

「求む奇談! 高額報酬を進呈。ただし審査あり」の新聞広告に釣られ、奇怪な体験の持ち主が夜毎訪れるBAR、その名も「strawberry hill」。店の奥に待つのは広告主の恵比寿と、その助手氷坂。恵...続きを読む

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