『カナダ金貨の謎』有栖川有栖著/読了
表題作『カナダ金貨の謎』を含む、中・短編小説が5作品収録されている国名シリーズの第10弾。表題作の他に『船長が死んだ後』『エア・キャット』『あるトリックの蹉跌』『トロッコの行方』です。なるほど、そ...続きを読む
2019年11月 4日 09:34
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表題作『カナダ金貨の謎』を含む、中・短編小説が5作品収録されている国名シリーズの第10弾。表題作の他に『船長が死んだ後』『エア・キャット』『あるトリックの蹉跌』『トロッコの行方』です。なるほど、そ...続きを読む
2019年11月 4日 09:34
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お見事でした。ミステリの形式の一つに、「リドル・ストーリー」というものがあります。それは物語の中に示された謎の答えを、明確にしないままに終わる物語。本作は、そんなリドル・ストーリー小説が五作登場し...続きを読む
2019年9月28日 10:35
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有栖川有栖さんの国名シリーズの最新刊『カナダ金貨の謎』を、頂戴いたしました。いつも「著者謹呈」の栞が同封され、「著者代送」の包みで届きます。有り難い限りです。そして上梓おめでとうございます。拝読さ...続きを読む
2019年9月23日 09:08
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朝から東京へ出掛けた18日の水曜日。行きの車中で読んでいたIWGPのXIIIめ。相変わらず物語の展開が早く読み易い。それにいつものメンバーも変わらずに元気。今回、表題作の他に三作の計四作品が掲載さ...続きを読む
2019年9月19日 14:20
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先週末にお邪魔したクライアント様から頂戴した『ノースライト』。横山秀夫氏の作品で、一級建築士、ブルーノ・タウト、熱海の旧日向邸など魅力的なキーワードがテンコ盛りの作品。未読でしたので、チョー嬉しい...続きを読む
2019年9月 9日 14:59
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実際の事件を基にして描かれた作品。「ミステリ」のカテゴリに書いたが、これは紛れもないホラー。人間の闇の部分を、これほどまでに生々しく描いた残酷で野蛮で、そして恐ろしい作品は珍しい。S.キング氏が書...続きを読む
2019年8月28日 10:40
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警察小説と安楽椅子探偵を組み合わせた作品でしたが、泣けました。 捜査一課を退職した元刑事が、妻と二人で四国八十八カ所のお遍路の旅に出る。お遍路に出た理由は、過去の事件の被害者に対する贖罪と鎮魂...続きを読む
2019年8月 5日 13:14
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ある日届いた一通の封書には、封をした一回り小さな封書と、一通の手紙が入っていた。手紙には、1から1000までの数字の内一つを思い浮かべろと書かれていた。思い浮かべた数字は658。男は同封されていた...続きを読む
2019年7月23日 10:24
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小田原市の小田原文学館では今、作家・坂口安吾氏の特別展示「坂口安吾のできるまで」展が催されています。坂口安吾氏と聞いて、どんな作品を思い浮かべるのでしょうか? ミステリ読みからすると絶対的に『不連...続きを読む
2019年7月18日 10:11
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いつもお世話になっている東京創元社さんから、カーター・ディクスンの『白い僧院の殺人』新訳版を頂戴いたしました。いつも気に掛けていただき、ありがとうございます。『白い僧院』と言えば、密室物の作品の中...続きを読む
2019年6月26日 17:10
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デビュー30周年を迎えた有栖川有栖さんの短編小説集で、表題作『こうして誰もいなくなった』をはじめとする計14作品が収録されています。まず表紙が良いです。この表紙をツマミにして、バーボンのロックを2...続きを読む
2019年5月11日 15:08
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ジウ・シリーズを一気読み。まずは一巻目『ジウⅠ 警視庁特殊班捜査係【SIT】』 都内で人質籠城事件が発生する。現場に急行するSITには、二人の女性警官が所属していた。優しく穏やかで、犯人への交...続きを読む
2019年3月21日 11:58
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