エスカレーター事故

東京ビッグサイトで、エスカレーター事故が起こってしまった。詳しい原因は調査中らしいが、どうやら定員オーバーで、その荷重に耐えられなかったのではないかと言われている。

私もニュースで事故当時の写真を見たが、あれだけ人が載っていれば、そりゃあ重いよ。だって一段に4人ぐらいが乗っているんだよ、それもほぼ全部の段が、その調子。エレベーターに積載荷重の許容量があるのと同じで、エスカレーターにだって当然ある。建築関係者なら当然知っている話だが、建築関係者の常識が、普通の人の常識ではない事もある。だからあんなに混雑している会場なら、エスカレーターに乗る人を、係員がガイドするべきだったのかなぁ・・・なんて事も、チラッと思うが、それも警備側が事前に言われてなければ難しい話だと思う。

それじゃあ、今回のような事故を防ぐにはどうする？
エレベーターのように、止まっている物に対して許容量オーバーの場合は「動かない」と言うのは分かりやすいが、動いているエスカレーターに対して、許容量オーバーになった瞬間に「止めてしまう」と言うわ訳にはいかない。ブザーを鳴らして警告しても、乗った人が後ろに飛び降りる訳にもいかない。さてどうする？

例えば乗り口にセンサーを設置し、エスカレーターの積載荷重を計り、その荷重が限界の時には、新たな人が乗れないようにガードするとか？・・・・・まどろっこしいが（笑）
どうしましょうかねぇ・・・・・、まっ、混み合っていて、どうみても「これ以上乗るのはヤバイっしょ！」と言う時には、載らないようにしましょう。(消極的な対処両方だけど)