鴨宮の家は基準法の中間検査&瑕疵保険の躯体検査でした。指摘事項も無く無事に合格しています。
指摘事項がない事は当たり前の話で、ある方が珍しいと思われがちですが、実は意外とあります。ただ指摘事項があっても、直ぐに現場で対処してしまうので、建築主が知らないだけの話。
それに指摘事項と言っても、凄く軽微なものがほとんどだし、現場作業が止まるほどの大問題は滅多にありませんからね。ただし中には確認申請の取り直しを求められるような大問題もあるので、いちおう検査の予定を把握しているなら「検査は大丈夫でしたか?」ぐらいは聞いた方が良いかもしれません。ま、大抵は何もないのですが。
この家は屋内駐車場を持つガレージハウスなのですが、検査員に「ガレージハウス珍しいね」と言われました。建物内部に駐車場を確保することは意外に贅沢なのです。多くの場合は青空駐車スペースを確保して、カーポートなどで屋根を付けることが多いようです。ま、敷地の形や確保したい駐車台数、青空駐車したくない大切な車などと理由は様々で、ガレージハウスの要望は稀にあるのです。私も何度かご依頼いただいてます。
耐震等級3の設計なので補強金物も多いし、耐力壁も多い。大工さん、お手間をお掛けしております。