有栖川さんのデビュー35周年を記念して、7人のミステリ作家さんが参加されたトリビュート作品。正直、それほどでもないだろう~と舐めていましたが、めちゃめちゃクオリティが高く、全ての作品が面白かったです。ああ、有栖川作品て、こんな感じの作品なんだな~と、読まれたことのない方にも雰囲気の伝わる熱量の高い作品でした。7名の作家さん、大変失礼いたしました、そして面白い作品を読ませていただき感謝いたします。
昨日、仕事で東京の亀戸の近くまで行って来たのですが、その往復の車中で読んでいました。行きはロマンスカーで出掛けたのですが、新宿に到着する頃が物語の佳境だったので、もう少し車内に残ったまま読み続けようかと思ったほどでした。その後、さらに移動してランチを食べながら読み、帰りの新幹線の車内で読み終えました。いや車中が本当に楽しい時間となりました。

それにしても電車内で本を読む方って、本当に少なくなりましたね。大抵の方はスマホかタブレットを眺めてますね。私もスマホで文章を読んだり書いたりすることもありますが、どうも画面が小さいと没入感が減るので、出掛けた際には最低限の利用しか出来ません。これは歳のせいだと思いたいのですが、たぶんパーソナルの問題なのでしょうね。