エクスナレッジ出版の月刊誌『建築知識 2026年1月号』が発刊されました。今年一年連載させていただきました読み物『難事件は不思議建築とともに』の最終話も掲載されています。最後のテーマは「外構」です。
どんなにこだわりの家を建てても、外構にも同じように配慮がなされていなければ、家の魅力は半減してしまいます。また外構工事のそれぞれのパーツには、それぞれに設置する理由や役割があります。それらを理解することなく外構を考えても、家とのバランスも悪く、まとまりのない設えになる可能性さえあります。
またミステリ的に考察すれば、庭に植える植物の中には毒性の高い草花もあるので、見た目の美しさだけで植えるのは危険です。そんな話にも触れていますので、宜しければ是非お手に取り、ご一読いただけると嬉しいです。
今年一年、『建築知識』をご購読され読まれた皆様、気になる特集記事を目にして手に取っていただいた皆様に、あるいはweb上でお試し記事『FILE 1 窓の無い部屋』をお読みくださった皆様にも御礼申し上げます。
私の連載はこの回で一区切りしますが、新しく連載される読み物は、きっと私の読み物以上に惹かれるものだと思いますので、どうぞ来年以降もご愛読いただけますよう、よろしくお願いいたします。
今年一年、本当にありがとうございました。
