Essay 34 やりたい仕事

先日、久しぶりに会った友人と酒を飲み、楽しい時間を過ごしました。やっぱりこの季節になると、水滴が付くほど冷えたジョッキに注がれた生ビール。塩気の利いた枝豆が、私のことを誘うんですよね~。


まぁ、他愛も無い話で盛り上がるのが、酒の席と言うものですが、その時は「やりたい仕事」と言う話題で、多いに盛り上がってしまいました。


誤解の無いように言っておきますが、
 仕事はどんな仕事でも、やらせて頂けるのは有りがたいし、嬉しいのはホントです。 でも正直言えば私も人間ですから、いろいろ煩悩は有るわけで、その辺りはご理解を。


一緒に飲んでいたS氏は(彼も設計の仕事をしているのですが)
「やっぱり設計料が沢山貰える仕事が良いなぁ~。それと、設計変更の無い仕事が好きだ!」と言っていた。実に正直な奴(笑)


私だって、チョット艶っぽい和服美人に「どうしても、貴方の設計した家に住みたくて・・・」な~んて言われたら、も~~~~~う 報酬なんか要らない!他の仕事、全部断ってもその仕事は受ける!(笑)
(男って馬鹿だなァ~と思っている、そこの女性!貴方は正しい)


まぁ、酒の席の話だから本音と言えば本音だし、冗談と言えば冗談なのだが。 改めて、素面のときに考えてみました。どんな仕事がやりたいのかを・・・。


私の場合、
 簡単に言えば「人が出来ない!」と言った仕事はやってみたいですねぇ~。(チョットマゾっぽいでしょ?でも違いますからね)

例えば、間口が3mで奥行きが20mもある「うなぎの寝床」みたいな土地に建つ住宅とか、土地なのか崖なのか、判らないような土地に建つ建物なんか、やってみたいですねぇ~。

それから、「死ぬほど好きな車を、抱いて寝られる家」とか「マニアの家」なんかも面白そうですよね~。例えば「ミニカーマニア・本のマニア・フィギィアのマニア」と、いろいろ趣味の世界に没頭している方の家なんか、良いですよね!若しくは「家の中に、何も物が無い家」なんて言うのも面白そう~。


とにかく、「人が出来ない、出来ればやりたくないと言う仕事」は好きです。でも、こればっかりは出会いが全てで、なかなかこういう方と出会うことは、無いのですけどね。


・狭い土地で、建物は建たないと諦めている ご主人
・愛車と一緒に寝たい彼
・ご主人が寄り道せずに、戻ってくる家が欲しい 奥さん
・趣味の家を作りたい 貴方


その他なんでも結構です。そう言う変わった方・・・オホン!失礼!
そう言う、個性的なお家を建てたいと、お考えの方がいらっしゃいましたら、どうぞ私にやらせて下さい!絶対に、近所の目印になるような変わった家に、仕上げて見せますので(笑)
まぁ~ 依頼は来ないとは思うけど、言うだけ言っとけ!(笑)

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