Essay 90 天工舎 四段活用

「名は体を表す」と言いますが、これは個人の名前だけに当て嵌るだけでは無いと思います。それが証拠に、私の事務所の「天工舎(てんこうしゃ)」も時々名前を変えてしまう時が有り、その名前は「体」こそ表しませんが、私の気分を大いに表していることがあるんです。名づけて「天工舎 四段活用」。その具体的な変化は、次のような気分のときに変わっていきます。


例えば、何かのトラブルなどで、とっても怒っているような時には「もう辞めてやる~!こんな仕事!転向じゃ!(てんこうじゃ-怒っているバージョン)」と言った具合です。


良くあるのが、設計料に関しての打ち合わせで折り合いがつかず、ご理解頂けないときなどは「10%じゃ~!(てんぱーじゃ-設計報酬バージョン)」の看板を付け替えてしまいます。


それから、これも良くあるのですが「直ぐやってくれ!急ぎの仕事なんだ!」と急に言われ、とても時間が無い仕事を依頼されたときなどは、その方からの電話には「はい、電報舎で~す!(でんぽうしゃ-急ぎの仕事バージョン)」と言った具合に変わってしまいます。


その他にも、お天気に影響され「今日は仕事、休んじゃおうかなぁ~」とお天気に影響されるときは・・・そう!「天候舎(てんこうしゃ-サボりたいバージョン)」なんて感じで、使い分けちゃうわけです。


これと同様に「一級建築士」なんて言う肩書きが「特急建築士(急ぎの仕事ばかりをやっているとき)」に変わってみたり「無給建築士」や「無休建築士」と言った具合に変わるときも有るんです。


言っておきますけど、冗談ですから間に受けないように・・・。年末の何かと気ぜわしい時に、あんまり難しい話しもどうかと思い、かる~く書いてみました。えっ?そんなことで良いのかって?失礼しました。
そんなにお怒りになるとは思いませんでした。


これじゃあホントに常識が「無窮建築士」です。お後がよろしいようで。(こんな事ばかり書いていると、仕事の依頼が無くなりそうだ)
 

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