Diary 2001年5月19日

山口雅也氏の「マニアックス」と言う本を読み終わり、久しぶりにクイーンを読もうと思っていたのだが・・・止めた。その前に軽めの小説を読み始めたのだが、これがなかなか面白い。36歳、離婚暦を持つ女性が、親も姉妹も捨て、猫と気ままなマンション生活を楽しむのだが、夢を見ると必ず昔住んでいた実家の建物が現れる。一人で生きる女性の心に去来する想いを書いた「住処」・・・・・なかなか良い感じです。おかげで少し眠いが(笑)
★ ★ ★ 静かな一日です・・・Webも含めて(笑) こんな夜は遊びに来る方もいないでしょうから、コッソリ音楽など流してみましょう(^^;)明日の朝には消しますので・・・。

日々の生活に追われていると、時々・・・ふと何かを忘れているような気がします。考えても何を忘れているのか解りませんが、それでもやっぱり何かを忘れているような気がします。一体何を忘れているのでしょうね・・・私は。

6月から手話の勉強をすることになりました。建築とは全然関係ないのですが、昔から習いたかったのです。振り返れば「英会話」の講習に通っていた20代。講習後、いい加減な性格が災いして挫折。30代の初めに受けた習字の通信教育は、受講料だけ払い、一度の添削もして貰わないまま挫折。フルート教室なんか、一日体験教室を受けただけでした(笑) ちょっと情けないぞ~(^^;)

40歳を過ぎて、今更手話でも無いのかもしれませんが、「今まで話せなかった人と話がしてみたい」と、ずっと思っていたのです。それがたまたま今なだけのこと。ひょっとしたら「聾唖者」の方と、キチンとコミュニケーションできる設計者に慣れるかもしれないしね?(笑) 2年間と、講習の日々は長いですが、今出来ないなら先に行っても出来ないでしょう・・・。 それが、どんなふうに自分にプラスになるのかは解りませんが、やれるだけやってみたいと思います。

静かな夜に、静かに仕事をします・・・・・(チョッと悲しい ^^) 良い週末をお過ごしください。
★ ★ ★ 世界遺産である「白河郷」の合掌造りの屋根、葺き替え作業をテレビで見た。500人以上の人が集まって、一軒の家の屋根を葺く。老若男女全ての人が、自分の村を、合掌の家を愛している姿に感動した。と同時に、合掌の家を維持していくことの大変さも強く感じた。「世界遺産」とは、世界に誇れる日本の文化・伝統の筈なのに、それを維持していくのが、どうして個人だけの力によるものなのだろうか?民家であると言う事を考慮しても、もう少しナントカなりそうなものだが・・・。

大手ゼネコンの債権放棄を認め、税金で助けるような事ばかりに奔走せず、こう言った建物を次の世代に残す事も考えて欲しいものです。

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ

ブログランキングに参加しています。
宜しければ応援の一押しを、宜しくお願い致します。

コメントする

< Diary 2001年5月18日  |   一覧へ戻る   |  Diary 2001年5月20日 >

最近の画像

お問い合わせ

  • お問い合わせフォーム
  • 0465-35-1464

このページのトップへ