Diary 2005年11月24日

偽造構造計算書問題で、熊本の木村建設が倒産したそうな。
ここは計算を依頼し、施工していた会社で、今回の事件が発覚した時点でメインバンクが資金を凍結したのがきっかけで、不渡り、そしてそのまま倒産と言う図式。熊本県でも大きなゼネコンらしいので、その下請け会社の幾つかは連鎖倒産は免れないと思われる。

マンション建設の依頼主(建築主)は、これでエンドユーザーからの補償請求がされても、そのツケを工事した建設会社に請求する事が出来なくなる。つまり下手をするとデベロッパー自体が保証できなくなる可能性も出てきた。

このまま行くと、泣きを見るのはエンドユーザー。勿論今の時点での話だから、自治体が保証に協力すれば、最悪の事態は回避出来る思うが。

で、で、何が言いたいかと言うと、この木村建設を倒産に追い込んだのはメインバンクの「自分の所だけは債権を回収したい」と言う素早い資金の差し押さえがキッカケだと言うこと。勿論、それを責められない。だって、その銀行だって倒産したら、多くの預金者に迷惑かけることになるからね。でもね、もうチョッとだけ違うやり方は無かったかな?って思う訳。

確かにインチキ建物を工事したと言うことで実名報道されれば、今後の責任や仕事の受注量にも影響するとは思う。
でもだからと言って、今直ぐに運転資金を差し押さえてしまったら、当然その会社は潰れる訳じゃない。その影響は予想できるでしょ?自分の所さえ良ければ、他はどうなったって構わない・・・と言う態度だとしたら、それはインチキマンション造った関係者と何ら変わらないと思う。

チョッと言い過ぎてるかもしれないけど・・・、言い過ぎてたらゴメン。
別に責めてる訳じゃなくて、単純に、そう感じたと言う正直な印象。


★一昨日のParta上棟の写真、その2。
どうやら写真を撮っていたのは、私だけだったようなので、おまけでもう一枚UPしてみる。

どうせ何時まで経っても、整理できないだろうから
ここに載せる事で、チョッと誤魔化した感じ(笑)

ちなみにネタが無いんだろう?と、勘繰ってはいけない。良識ある大人は、優しい視線で物を見ることが大事だから。

 


で!、仕事を手伝って貰っている人が風邪でダウンしたとの連絡あり(泣)
いや、泣いても泣ききれん・・・・・・・・・・・・・・ふぅ~

 

きっとこれは修行なんだ!
苦行を積んで徳を高めるんだ!

 

 

 

で、徳を高めて何になるんだろう・・・・・・・・・・(泣)

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