Diary 2006年5月3日

この連休、海外ばかりでなく、沖縄に行く人も多いのかな?
そんな沖縄は普天間基地移設に関して、計画内容や負担する費用に関しても、いろいろと揉めているようだ。

基地問題に関して、すごーく軽薄な上っ面だけの印象を言えば「米軍の基地なんかイラね、自然壊すのも嫌、まして事故なんかサイテー」と言う事になる。でも地元の人の本音は、それだけでも無いようだ。つまり米軍が落とすお金が経済の一端を担っている事も、また事実だったりすると言う事。そして、それが生きていく上で、大きなウェイトを締めている場合もあるということ。

基地があることで事故や事件が起こるのは嫌、でも無いと商売が成り立たない・・・なんて感じなのかもしれない。

どこぞの経済省の大臣は「景気は回復傾向にあり、バブル期並みの兆しが!」なんて寝言言っているけど、地べた這うようにして生活している人たちや、地域があると言うことを忘れてるのでは?自分が税金払うのを逃れる為に、年末年始だけ住民票を外国に移して居るような人に「一般庶民の経済云々」を語られるのは、チョイとばかし愉快じゃない。

ついでに言うなら、阪神球団に触手を伸ばすファンド・マネージャーなんて言う仕事の方。
合法なら何でもありと言う考え方、あまり好きではないので、見ていて気分が悪いのです。

建築の世界でも、そう言うのを良く見かける。
例えば「県や市町村の条例には抵触しているが、基準法に違反してないから高層マンションを建てます!」なんて話。
県や市町村の条例は、平たく言えば【法律】ではなく【お願い】みたいな事。だから、そんな話は知らないよ~と、頬かむりをして、法律である基準法だけを守り建物を計画するなんて事は、よくあること。

まぁ、こう言う話とファンドやデイトレを同列で比較するのも変だけど、違反してなきゃなんでもOKと言う風潮は好きじゃないという個人的な主義の話。憲法記念日なので、そう言うことを書いてみた。


★イーホームズが業務廃止と言う事で、今まで認可してきた物件が、それぞれの市区町村預かりとなる。
ところが、これから中間や完了検査の時期を迎える建物も有るらしく、それらの建物に関して責任を持てないと言う理由から、行政庁によっては管理を拒否している所もあるらしい。

じゃあさ、受け取りを拒否している行政庁に聞くけど、それらの建物は一体どうすれば良い訳???
自分にケツさえ回って来なければ、民間の建物がどうなろうと、知っちゃあ居ないって事?
ビルだろうがマンションだろうが、勿論戸建ての住宅だろうが、「我々は預かり知りません」と、頬かむりする気?

責任持てる持てないは、確認申請と言う書類の中身に対してでしょう?だったら、それを精査した上で預かれば良いだけの話じゃないの?

確認申請と言う業務を、民間企業に任せると言う事を決めたのは国でしょ?つまり行政が決めた事。
それを「私は知らない。面倒な事はやりたくない」と拒否するとは言語道断!公僕が民間の利益に対して、責任を持って対応するのは当然の義務!何の為に高い税金取ってるの?こう言う時こそ働かんかい!

管理を拒否したいと言っている市区町村は、その名前を公開するべきだと思うけど?
小田原市がそうだったら税金払わんぞ!(←結構怒ってる)

弱者救済の為に男気見せんかい!・・・・・・・・・いや、行政に男気は関係無いか(笑)

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