Diary 2006年7月13日

40個という大量のツバメの巣を、中に雛が居るのを知りながら撤去した。そして40羽以上の雛もろとも、ゴミ箱へポイ!

これは箱根芦ノ湖の傍に建つホテルの愚行。まぁこう言う勘違いした輩も居るとは思うのだが、許せないのは「当ホテルは箱根の自然環境を守る為に、日夜活動を続けております」と、平気で言ってしまえる恥知らずなところ。それも、さも「ボランティア活動してエライでしょ」と言わんばかりに。

ツバメの巣を撤去した理由は、ツバメの糞がお客様の洋服を汚すとクレームが有った為だと言う。
そして、この愚行が発覚したのも、別の客がゴミ袋に大量のツバメの巣と、生きている雛が捨てられているのを発見し、通報したかららしい。

つまり人とはそう言うもので、糞が付いたと怒る人も居れば、ツバメを殺したと怒る人も居る。
その両者に最良の解決策を考えるのが、ホテルの役目。そして環境を守ると言うのは、そう言うときに使う言葉。
口で言うだけなら、子供でも言える。人が見ている所で行う善行は、欺瞞と背中合わせだと言う事を知るべきだね。

私も何度となく行ったことがあるホテルなので、ツバメの巣が何処にあったかも知っている。でも、もう行かない。
そう言うホテルでのサービスには、「愛」が無いと思うから。愛と言う言葉が正しくないなら、「思いやり」と言う言葉に言い直してもいい。

とにかく、好きなものは好き、嫌いな物は嫌いとハッキリ言うことを大切にしているから、私はもう行かない。
年を取ったからと言って、丸くなるつもりは無いのだった。(←年取ると頑固オヤジになるタイプ・・・・と、言われている)


もう一つ。
ジダンの頭突き事件が取り沙汰されているが、ジダンが言うように「家族を聞くに堪えない程、侮辱された事に対する怒り」と言うコメントが本当だとしたら、残念だけど挑発したほうが悪い。

メディアでは、「暴力行為は子供に対して悪影響」などと言う発言が多いが、本当にそうか?
自分の愛する家族や恋人や友人を、聞くに堪えないほど侮辱された時でも、ヘラヘラしていれば良識者なのか?
社会人としての適正がある、正しい大人なのか?・・・・・・・・・・ホントに?・・・・・・・・・・・・ホントにそうか?

だったら聞くけど、大切な物を侮辱されたら時、自分のサッカー人生の栄光を捨てでも立ち向かうジダンの「愛」を、一体なんて教えるのかな?愚行?暴挙?野蛮?稚拙?馬鹿?

そう教わった子は、自分の家族を、恋人を、友人を、自分の身を呈してでも守るべき大切な物と考えるだろうか。
それとも、「知ったこっちゃない」と、見て見ぬ振りすることを賢明と考える人間になるのか?


問いたい。
貴方はどちらの人が好きですか?
自分の子供には、どちらの人間になってもらいたいですか?・・・・・と。

 

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