全日空機の胴体着陸を見て

「優れている人」と言うのは、自分に与えられた職務を、最良の形で全うする事が出来る人の事を言うのではないかと感じた。
前輪が出ない危機的状況の中で、最善の手順を踏み、諦めずに沈着に行動する機長たち。危機的状況に晒されながらも、パニックに陥ることなく、冷静に対応する乗客ら。そして万全の対策でバックアップする空港の職員。それらが全て揃ったとき、困難からの帰還が出来るわけだ。無事で何より、そして、お見事でした。

それに引き換え、連日、醜態を晒し続ける国会議員の先生様。
己の立場を利用し、あこぎな小銭稼ぎに血道をあげ、政治家としての使命と本分を忘れた愚行。そして露見した時の無様な言い訳の数々。また、その人物を庇い続ける事で、結果、自分の保身を図る任命者。昨日の胴体着陸の様子を見て、少しは反省すれば良いのに・・・。

例えて言えば日本と言う飛行機は、既に前輪だけじゃなくて、右の車輪も出ない状態。
その状態で何処をどう飛び、どう無事に着陸できるのかは、操縦桿を握っている人たちに委ねられている。それにしては、些か技術が未熟なような気がして、不安でならないのですよ。

一つのことを見聞して、自己の反省に繋げられる視点を持つという事は、大事だと思うわけです。

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