丸メガネはトレードマーク

建築ネタを一つ。
一つは竹中工務店が、東京都内で施工中の27階建てのマンション工事で、鉄筋の強度不足が判明したために、既に施工が終わっている8階、9階部分を取り壊して造り直すらしい。工事期間は半年ほど遅れるとのこと。ダメな物を造り直すと言えば、当たり前と言えば当たり前のことだけど、二つの意味で驚かされる。

一つは、工期を半年遅らせても造り直さなければならないほどの失敗って、一体どれほどの失敗なのか？と言う事。天下の竹中工務店が、そんな程度の施工管理能力な事に、まず驚く。

二つ目は、壊してやり直すと言う事実。今まで、そんなに大規模に壊してやり直した工事と言うものを、竹中に関わらず聞いた事が無い。つまり良く言えば「良心的な対応」と言えなくも無い。まぁ、失敗して遣り直す事を「良心的」と言う事に、若干の後ろめたさはあるけどね（笑）でもこの事が、今後の建設業界内において、良い風になる事を期待します。