HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 戯言 > 「レミーのおいしいレストラン」 を鑑賞
アニメだから子供の映画と、馬鹿にする無かれ。
多くの場合、物事の本質は子供時代に教えられたことの中にある。ご飯を食べる前には「いただきます」と手を合わせ、食べ終わったら「ご馳走様でした」と感謝する。それは作ってくれた人への感謝であり、労いでもある。
レストランにおいて、星の数に一喜一憂するのは悪い事ではないが、それが全てでもないと言う真実を、この映画は語っている。物を作る人と、それを評価する人の間には、絶対に超えられない壁がある。それはどんなに有能な評論家よりも、作っている創作者の方が役に立つと言う事。
また、ピクシーならではの機敏な動きは、料理を題材にしている事を忘れるほどの、スピード感に溢れている。大人が鑑賞するに、充分堪えうる一作。
・・・・と書くことが、これまた評価している事になってしまう事が、ジレンマなんだけどね(笑)
2007年12月19日 22:47
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