自己責任と言う言葉の本当の意味


自己責任と言う言葉の意味は、「自分の行動には自分で責任を持つ」と、捉えられているようだが、実はチョッと違うと思っている。いや、正確に言えば、その前提は当然なのだが、それ以前の思慮がワンセットだと思っているのだ。つまり自己責任とは、「自分がその行動や発言をした場合、結果がどう出るのかをよく考える時間を持つ」と言う事だと思っている。一見同じように聞こえるけど、実は全然その意味は違う。

前者は、「思慮分別に欠けた行動でも、自分で責任取れば良いんだろ?」と言った投げやりな行動にも当てはまり、その結果、他者に迷惑が及ぼすかもしれないと言う、配慮や気遣いさえ無い。若しくは、無くても許されると言うスタンス。

だが後者の場合、責任を取ると言う前提は勿論だが、その行為が自身あるいは他者に対して、どのように影響するかと言う事を、よく考える時間を持つ事が大切だと言う意味。どんなに自己責任と言ったって、人間は所詮一人では生きていない。大勢の人との関わりの中で生きているのだから、一人が行動すれば他者に影響を及ぼすのは必然である。そして当然ながら、その影響が大か小かの問題ではない。それらの思慮を欠いた上で行動し、その結果、「自分で責任取るから良いだろ」と言われても、その影響を被った側にしてみれば、その開き直りとも言える言動には閉口するのがオチだろう。

チョイと思うところがあったので、自分の考え方を整理する意味で書いてみた。

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