HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 戯言 > 名探偵の掟 終了
一回目の放送から欠かさず観ていたのだが、正直言えば三回目の放送ぐらいまでは、「やっちまったなぁ・・・」と、クールポコ的に観ていたのだが、物事、吹っ切れると良い方向に転ぶことがあるもので、この番組もそうだった。(と思う)
「フーダニットとは何か」を説明しながら進んでいく話は、ミステリ好きを客観的に観て、大いに笑えたし、「叙述トリック」を映像化した回では、バカバカしいのを通り越して、思わず唸ってしまったほど。
また最終回では、「最終回であるが故の話」に納得する箇所が多く、「死亡フラグ(旗)」の説明に至っては、今後のドラマや映画を観るときに笑ってしまいそうな気さえする。
物事における「お約束」と言うのは、誰もが知っているのだが、誰も口に出してはいけないと言う事でもあり、そのタブーを正面から笑い飛ばしてしまったドラマの「良い意味での壊れっぷり」は、見事としか言いようが無い。「叙述トリック」を文字で表現した原作よりも、映像で表現したドラマの方が、ちょっと凄いとさえ感じた。これならひょっとすると、今までは無理だと思われていた数々の名作ミステリも、映像化できるのでは無いかと感じさせた。
次回、是非『名探偵の呪縛』をドラマ化して欲しいと、切に願います。
2009年6月21日 22:18
| コメント(0) |
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 名探偵の掟 終了
このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.k-tantei.com/bcms/mt-tb.cgi/4759
アナザータイム アナザーリーフ ~鏡の中の探偵~ - アナザータイム アナザーリーフ ~鏡の中の探偵~ (2009年6月22日 08:29)
「アナザータイム アナザーリーフ ~鏡の中の探偵~」に関連するブログを新着 10 件表示しています。 続きを読む
名探偵の掟 - YouTube 名探偵の掟 (2009年6月24日 10:57)
名探偵の掟 DVD−BOX / 松田翔太商品価格:15,900円レビュー平均:0.0
「名探偵の掟」原作での主人公の風貌について
「名探偵の掟」原作での主人公の風貌についてもじゃもじゃ頭・・・・金田一耕介よれよれスーツ・・・刑事コロンボステッキ・・・・・・・・名 続きを読む
コメントする