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子供の頃、年末の大掃除の時に、箪笥の隅から節分の豆を見付けたことがありました。
内と言わず、外と言わず盛大に撒いてしまった豆が、一年間、ずっと箪笥の影から見守ってくれていたのかもしれません。もっとも埃にまみれた豆は、一瞬で掃除機に吸い込まれてしまうのですが。
少子化が進み、豆を撒く子供たちが少なくなっているのかもしれませんね。
もしくは、恥ずかしがりの子供が増えたとか?(笑)
今の時代、家は常に綺麗で、節分の豆が大掃除まで見付からないなんて事は許されなくて、小さな袋に小分けされた豆を、申し訳程度に撒く時代なのかもしれません。その方が掃除が楽だし、撒いた後でも食べられますからね。何事も合理的が喜ばれる時代なのかもしれませんね。
かく言う私も豆撒きしました。
外にはたくさんの豆を撒き、内には後で拾い易い場所に、少しだけの豆をね。
ちなみに年の数だけ食べる福豆は、30個までは数えていたのですが、その後は分からなくなってしまいました(笑) 年の数より一つ多く食べると体が丈夫になると言われていますから、たくさん食べたら、とっても丈夫になるのでしょう!(←違う)
今夜辺り、お父さん方のビールのつまみは、どのご家庭も福豆なのでしょうね。
お父さんの健康を願ってのことと考えて、たくさんの豆を食べてください。
2010年2月 4日 09:23
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